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犬猫毛皮供出 − 絵本ムツとわたし, 犬猫毛皮供出「ごめんね、クロ」「ギャー」お国のために飼い猫のクロ供出 富山の笹波さん、体験を本に
戦時中、日本で、国による指令により、飼っていた犬猫を毛皮用に供出させていました。
それに関する話題2点。

●絵本 ムツとわたし - 「ムツとわたしを読む会」事務局 で購入できます。

戦時中、日本で、国による指令により、飼っていた犬猫を日本国帝国に供出させていました。殺されて肉にされ缶詰にされたか、毛皮にされたかといううわさを耳にしましたが、子供の「わたし」にはそれ以上の情報はわかりませんでした。

大和田啓子さんという方が60年前体験した出来事を絵本にして自費出版され、先日TVでも放映されました。

犬「ムツ」は、軍に引き渡されるとき、ずっと家のほうを振り返っていたそうです。

この本の存在は現在静かに日本中に広がっているようです。

この本は下記で注文可能です。
ムツとわたし (英語と日本語で併記されているとのこと)
「ムツとわたしを読む会」事務局
Tel: 06−6316−0370 (平日9:00-17:00、土日祝日お休み)
Fax; 06-6362-6263
本のみ 1200円 (英語日本語併記されています)
本と2007.11月に出した演劇用シナリオ(日本語英語)セットで1500円。
送料と振込み手数料は事務局が持ってくださいます。

Faxまたは電話で注文すると、本および振込み用紙が入っているので、それで振り込んでください、とのこと。
Faxの場合のあて先は、「ムツとわたしを読む会」事務局としてくださいとのこと。

連絡してほしい事項。
・名前、郵便番号、住所、電話番号、絵本だけか演劇用シナリオもセットか、購入冊数




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●犬猫毛皮供出「ごめんね、クロ」「ギャー」
  お国のために飼い猫のクロ供出 富山の笹波さん、体験を本に
    
いまも耳に最期の声 「戦争は人も動物も不幸に」

 1945(昭和20)年1月。北海道小樽市に住んでいた笹波さんの自宅に回覧板が来た。

 「兵隊さんに毛皮を送るので家の犬猫は全部出すこと。出さない家は非国民として
厳罰に処し隣組から除外し罰する」という内容だった。

 当時、クロというメス猫を飼っていた。その2年ほど前に隣家から譲ってもらって以来、 かわいがってきた。寒い夜は一緒に布団にくるまった。「家族の一員」だった。

 供出に反対し泣き続けた。母から「たくさんの兵隊さんが死んでいるのです。
クロもお国のために役に立つのです」と諭された。

 供出当日、クロを入れた麻袋を背負い、指定された神社そばの空き地に向かった。
神社に近づくにつれ、猫や犬の悲鳴が聞こえてきた。袋のなかのクロが急に暴れ始めた。
空き地には多くの犬や猫の死骸(し・がい)が転がっていた。積雪で白いはずの空き地は、 血で真っ赤だった。とっさに逃げようとすると、丸太を持った男が怒鳴った。

「非国民になるぞ」。背中の袋をつかまれ、観念した。

 「ごめんね、クロ」。そう思いながら、きびすを返して、まもなくのことだった。
 「ギャー」
 耳をつんざくような悲鳴が背後から聞こえた。クロの声だった。


 「60年以上たったいまでもクロの最期の声がはっきりと耳に残っています」と笹波さん。
クロと別れた夜、「これからの人生、動物たちのためになることをして生きる」と誓った。

 昭和40年代に夫の実家である富山市に転居した。以来、捨てられた猫や犬を連れて帰り、 世話を始めた。これまでに猫68匹、犬15匹が天寿をまっとうした。いまも自宅に8畳一間の 飼育部屋を設け、猫や犬の世話を続けている。

 多くの人に命の大切さを伝えたいとの思いから、戦争の体験記を集めて出版を続ける新風書房 (大阪市)の『孫たちへの証言』に自身の体験を原稿で送り、94年の第7集に盛り込まれた。
今年1月、のら猫「ボス」が不幸なのら仲間たちを助ける物語「のら猫・ボス」を出版。
笹波さんの思いや供出の体験は、ボスが繰り返し見る夢のなかに出てくる少女が代弁する形で 盛りこんだ。

 最近、憂えることがある。現在、ペットを気軽に飼い、不都合ができるとすぐに捨ててしまう人が 多い。捨て猫や犬を拾って育てるたび、「命」が軽視されていると不安に駆られる。だからこそ、 戦時下での自分の体験や思いを伝え続けることに意味があると思う。

 「戦争は人も動物も不幸にする。二度と絶対に戦争はしてはいけない」

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.news.janjan.jp/living/0701/0701258815/1.php
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