「水族館産業に幻滅した。」 イルカ買取業者がイルカ解放計画を発表
イルカ解放のニュースがありました。
和訳した概要です。
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イルカにとっての邪悪なダース・ベーダー、17頭のバンドウイルカを解放 かつての宿敵(動物保護活動家)は、判断を保留
ソロモン諸島をベースにイルカを買い取り水族館へ販売しており、イル
カのダース・ベーダーとして知られているクリス・ポーター氏が現在残
っている17頭のバンドウイルカを解放するする予定です。
(写真)(クリス・カーター)”水族館産業に幻滅した。”
そのイルカ解放計画を、Free-The-Podプロジェクトと名づけています。
クリスはかつてバングーバーの水族館で、シャチ Tillkumを調教し、
その後、調教のリーダーを務め、世界中の世界の水族館に販売してきま
した。
”水族館産業に幻滅した”、とクリスは語っています。
きっかけは、二つ、一つは 飼育されているクジラ類が人を殺したニュースとしては、3つ目にあたるもので、シャチTillkumが調教師を殺したというニ
ュース。
それは、調教師が野生動物である彼らに、彼らが必要なものを提供して
いないということを示していたこと。
もう一つは オスカーで賞を受賞した映画The Coveをみて、血みどろの
イルカ漁(イルカ猟)と水族館産業との深い関わりを知ったこと。
(注:The Coveの映画の中のシーンで、イルカ漁(イルカ猟)で追い詰
められたイルカの中から、形のよいメスのイルカ(あとで繁殖に使うた
め)を選別している水族館業者の人たちがうつしだされています。他の
イルカは切られて血を流しながらのたうちまわっています。その後、解
体され肉にされます)
クリスは、かつて、捕獲されている水族館の動物たちは、教育大使だと
思っていたことがあった。しかし今、彼は、動物が人間に教え込まれた
芸を見せる見世物場所としての”ショー”と、水族館に疑問を抱いてい
る。
水族館で野生動物について、一体何を提供しているというのだろうか。
ソロモン諸島では、イルカを殺し、その歯を通貨として使っている。
猟師は、イルカを水族館に売る商売は儲かるとわかり、かつて一頭20
ドルだったイルカは、現在140,000ドルにはねあがっている。
イルカを野生に戻すためには、イルカを野生に徐々にならし、野生で再
び生きていけるよう訓練しなくてはいけない。
かつて、イルカを主人公にした映画 フリッパーを調教したリック・オ
バリー氏(※)(リック・オバリー氏は、フリッパーが彼の腕の中で自
殺したのをきっかけに、水族館が動物たちにとって地獄であるとする主
張で、水族館からイルカを解放する活動を展開している。)は、
Free-The-Podプロジェクト計画を見るため、ソロモン諸島に出向いた。
プロジェクトを手助けする目に、このプロジェクトの裏にある計画を知りたい、
とリック氏は語った。
アース・アイランド・インスティテュート副所長のマーク・パーマー氏
は、地元住民に、エコ・ツーリズムやイルカの殺戮や輸出に代わるもの
について教育したり、イルカ解放計画に手を貸す前に、いくつかの疑問
が解決されなくてはいけないと語った。
このイルカ解放計画が実際に動きだせば、リック・オバリー氏の息子が
フィルムにその様子を納め、Animal Planetで放送する予定だ。
原文
Darth Vader of dolphins’ to release 17 bottlenose
Former opponents withhold judgment
(c) The Victoria Times Colonist
The link to the article. :
http://www.timescolonist.com/technology/Darth%20Vader%20dolphins%20release%20bottlenose/2741326/story.html