書籍のご案内 「家族になった10頭のクマ」
http://helpanimals.jugem.jp/?eid=246
この本は、1971年から1988年の17年間にご自宅の500坪の庭で10頭のツキノワグマと暮らした方が出版した「ツキノワグマ日記」が絶版になり、その後を追加した書籍「思い出のツキノワグマ」が2006年、日本熊森協会さんとの共著で出版されました。ツキノワグマ日記は旧文部省主催のコンクールにて最優秀作品に推薦され、作品の一部が小学校5年の国語の教科書に採用されたこともあったそうです。
しかし一向に熊の捕殺はとまらず、2004, 2006年と前代未聞の数が殺されました。
この事態を重くみた日本熊森協会は再度、この本を改めて世に出そうと改訂版を著者に依頼し、この本は2010年に出版されました。
17年間に10頭のクマと暮らした著者の文章からは、熊との暮らしを通じて、熊が意味もなく人を襲ったりしないこと、熊は人の顔を覚えていてされたことを覚えていること、大型獣の飼育の難しさなどがつづられています。
著者が伝えたいことを本を実際に読んでみてぜひ感じてみてください。
・熊は恐ろしい動物ではない
・熊が人を襲ったりするようになったのは、人間が彼らのすみかを奪ったからである
・今のままでは絶滅してしまう
「家族になった10頭のクマ」
http://kumamori.org/subcategory/books/booklist/wildanimals/miyazawa-kazoku
・野生動物がどれほど日本で殺されているかはサイトに調べた数字(平成18年、約600,000匹の鳥類、26,000個の卵、226,000の動物たちが殺されました)や、現在取り組まれている対策などをまとめましたのでご一読ください。
その内訳を国から公表されていくつかの表から独自に集計しています。
http://www.all-creatures.org/ha/wildlife/kill_to_keepout.html
膨大な捕殺に歯止めをかけるためには、侵入対策製品が必要で、侵入対策製品開発へ委託・助成するよう、農林水産省へ意見を送ってください。とサイトでもよびかけています。ぜひ意見を送ってください。
農水省 http://www.maff.go.jp/j/apply/recp/index.html
アライブのサイトにも、狩猟・駆除の推移(1994-2008)がのっていますのでご一読ください。
http://www.alive-net.net/wildlife/domestic/hunting/index.html