製薬企業アストラゼネカ セーデルテリエ研究施設を閉鎖
アストラゼネカが、スェーデンの セーデルテリエの街にある研究施設を閉鎖することになりました。この施設では1200人が解雇されます。
ここには動物実験施設があり、多くの動物が実験されています。
この施設が閉鎖されると、ここを使っていた企業はハンティントン・ライフ・サイエンス(HLS)などを使うことになるのではないかという懸念も動物保護関係者の間では言われているようです。
製薬企業は巨大化しすぎているのではないでしょうか。
医学の恩恵は計り知れず、多くの人の命を救ってきました。
しかし、先進国では病気が絶えず、人々は安易にすぐ薬を買い求め、ちょっとしたことで病院へ行きます。
事故はともかく、先天性の病気でない体の不調は、体からの信号です。
お薬ばかり買ったりすぐ病院ばかり行く人は、自分の生活を見直し、薬になるべく頼らない生活を見直してほしいです。
また3Rといいながらも、”自己”審査では残念ながらうまく機能しないことも多々あると思います。
製薬企業は、生き物の命を、薬物を検査する道具として使う時代はもう終わりにして、全てを命の犠牲なく検査できる 本当の科学力を模索する時代に向かってほしいです。
そして現代医学は、病気を敵とし、切る、やっつける方法をとっています。
これが有効なときもありますが、そうでないときもあります。
西洋医学重視の今の日本の医療から、統合医療へもう少しシフトしてほしいと思います。
統合医療と西洋医学の違いが分かりやすい最近の本に、黒岩浩治氏の「末期ガンなのに苦しまずに逝った父」があります。
数字ばかりを追い、悪いところを切り取り、その副作用でいい細胞をも殺してしまう西洋医学とは全く違う統合医療。ぜひ読まれていない方にお勧めします。
この本に書かれている内容を少し書いてあるサイトがありました。
ぜひ読んでみてください。http://gan-syuzai.jugem.jp/?eid=42
動物実験(日本の状況)についてはこちらをご覧ください。
https://www.all-creatures.org/ha/animaltest/index.html
●アストラゼネカとは?
英国ロンドンに本拠地を置き、世界100ヶ国以上に事業拠点を持つ売上高世界第6位の製薬企業で、1年間にこの会社が投資している研究開発費は5000億円。
医療用医薬品の日本国内売上高は、2010年度、13位でした。
日本には現地法人として大阪市北区大淀中に建つ梅田スカイビル内にアストラゼネカ株式会社(AstraZeneca K.K.)本社を置き、また東京都文京区の後楽森ビル内に東京支社を置いている。
1999年にイギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離したゼネカと、スウェーデンに本拠を置き北欧最大の医薬品メーカーであったアストラが合併して誕生した。抗がん剤であり、上皮細胞成長因子阻害薬の「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)の承認を世界に先駆けて日本で獲得したが、副作用などが問題となった。第4回ゲフィチニブ検討会にて、ガイドラインの周知を図ることでイレッサを使い続けることを決定した。旧藤沢薬品工業と業務提携し藤沢アストラを設立したこともあった。
リクナビ: https://job.rikunabi.com/2012/company/top/r453600042/
Wiki: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%82%AB
日本国内売上高: http://mr.ten-navi.com/ranking/drugs_domestic.php
●ソース:
アストラゼネカ 研究施設閉鎖のニュース:
AstraZeneca job cuts hit Sodertalje hard
http://www.thelocal.se/38874/20120202/
AstraZeneca axes 7,300 jobs, warns on profit
http://www.reuters.com/article/2012/02/02/us-astrazeneca-idUSTRE8110IH20120202