イタリア グリーンヒルその後
http://helpanimals.jugem.jp/?eid=286
(転載歓迎ですが、上記URLも一緒にお願いします)
昨日お伝えした、イタリアのビーグル繁殖施設への行動において、その後ネットを検索して、つぎのことがわかりました。
ビーグルを出した活動家たち10数名は逮捕されたが、すでに釈放され、特に罪にとわれたりはしていない。
ビーグルの赤ちゃんは、7−8匹がグリーンヒル研究施設に生体解剖用に戻されたが、20数匹は新しい生活を送っている
欧米では、動物の権利運動は老若男女とわず参加し、動物「愛護」の運動ではなく、1つの権利運動として定着しているように感じます。
実験に使われたビーグルは悲惨です。
日本では、オリエンタル酵母が、"TOYOビーグル"を、また、ノーサンビーグルという名前で生産している日本 農産工業株式会社などがあり、それを研究施設が買って、研究者が生体解剖や手技訓練などに使っています。
日本における犬の動物実験について
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/dog_canine.html
日本での動物実験における犬の使用数 年間 20,000頭 - 1991年を境に激減
1981年では、 年間100,000頭使われていました。2004年では20,000頭です。以前は使われていた犬は、ほとんどが、”由来不詳”でした。
つまり、野良猫もしくは、保健所からの払い下げでした。
1991年をきっかけに数が減り始めました。理由は、1991年に東京都が動物実験を行う機関への犬と猫の払い下げを中止したことをきっかけに、多くの自治体が次々と中止したためです。
東京都が払い下げを中止したのは、動物実験廃止・全国ネットワーク(AVA-net)や、JAVA 動物実験の廃止を求める会などによる動物実験払い下げ廃止キャンペーンが実を結んだといえます。
参考: ※払い下げ中止と猫の実験数現象の関係
新聞記事: 実験用譲渡の犬猫が激減 734匹、ピークは10万超
どういう実験に多く使われているか
・ 再生医学の分野で、神経や臓器などを切除・破壊され、再生する研究
・ 外科の手技訓練のため、心臓など臓器の手術、移植、低体温処理、人工心臓、心臓カテーテルなどの実験
・ 犬の腹水のための研究 (腹水がたまるようにされた犬を腹水犬といいます)
・ 薬の薬効薬理、安全性試験のため、毒性試験を始め多くの薬の研究
・ 消火器系の研究(犬を胃潰瘍、消化器系の病気になるようにし、実験に使います)
・ ある疾患や病気になるように意図的に動物を病気にされた動物のことを、”疾患モデル動物”と言いますが、糖尿病、代謝異常などのモデルとして利用されている
サイトで見る犬の動物実験
再生医学の研究に多く用いている。(国立大学) | 神経を切断して再生を見る(写真canine=犬) | 犬の脳を固定する装置を実験施設用に販売している会社 | 生体材料としてビーグル| 実験用にハイブリッド犬を販売 | 実験用に年間3000頭以上のビーグルを生産販売 | 出血性ショック犬を用いた評価 | 薬効薬理試験に使われる犬 | 人工透析の実験 | いろいろな動物実験 | 実平成20年度承認の新薬インテレンス錠100mgの実験(p14) | 実験用ビーグル販売 | GeNii まとめて検索のキーワードは、実験動物 イヌ などで検索
・実験に使われたビーグルの写真
下記リンクお願いします。
日本における犬の動物実験について
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/dog_canine.html
あなたにできること
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/ActionForAnimals.html
ヘルプアニマルズ 動物実験
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/experiment.html